- 書いたこと
- シンギュラリティポイント一覧
- サンライズ事件での出来事
- 正史と修正史の違い
- サンライズのシンギュラリティポイントは成功?
- シンギュラリティポイント一覧
- グレイスと冴木博士の結婚での出来事
- シンギュラリティポイント一覧
- メタルフロートでの出来事
- 正史と修正史の違い
- メタルフロートのシンギュラリティポイントは成功?
書いたこと
Vivyのシンギュラリティ計画について、正史、修正史、マツモトの考えた修正史を比較しながら、何が起きたのかをまとめました。
Vivyとは?という人は前にまとめたものを見てもらえばと思います。この記事はネタバレなしで説明しています。
シンギュラリティ計画の全体は、こちらでまとめたのでぱっと見で知りたい人はこちらを見てもらえばと思います。
シンギュラリティ計画開始からAI命名法編までは、こちらでこちらから見てもらえばと思います。
シンギュラリティポイント一覧
サンライズ事件での出来事
宇宙ホテル"サンライズ"に関する事件です。シンギュラリティ計画においても、ディーヴァにおいても影響力の大きい事件になりました。
正史でのサンライズ事件
サンライズの墜落を契機として、ホテルのオーナーをしていたAI"エステラ"がサンライズを墜落させた史上最悪の欠陥AIと非難されました。その結果、AIと人の距離が離れてトアクのような反AI団体が乱立しました。
予定した修正史(異常も何もないシンギュラリティ計画)
エステラがサンライズを墜落させるのでエステラを破壊して、墜落を防ぐというシンプルな作戦です。
これにより、サンライズは墜落せずエステラが破壊されたまたは失踪した事件として扱われると思います。サンライズの元オーナーと同じように都市伝説的な話は出るかもですが、世論には影響はないため、AIと人の関係は変わらずです。
予定した異常修正史(マツモトの把握していない事態があるシンギュラリティ計画)
ここからは複雑なので少しずつまとめていきます。
サンライズ墜落はトアクが引き起こしたもの
アニメで描かれているように、この事件はエステラではなく、トアクが引き起こしたものでした。このことをマツモトが把握できていないので事態が大きく変わります。
トアクが墜落させるのでエステラを破壊してもサンライズは墜落することになります。どっちにしろエステラはトアクによって破壊されます。
エリザベスがトアクの避難と墜落場所を都市部に変更
アニメでトアクは乗客を避難させています。それによって、トアクだけの犠牲で無駄な血を流さずに「AIが人を殺した」実績を作ろうとしています。無駄な犠牲を出さないために正史でもサンライズの墜落先が海でした。
AI命名法の影響でディーヴァを見つけ固執する垣谷から「使命は終わりだ」と言われたエリザベスは、垣谷を眠らせて他のトアクメンバーに避難するように伝えます。さらに、「AIが人を殺した」実績を作るためにサンライズの墜落先を都市部に設定しています。
実はエリザベスは「あたしにとっての人類はマスターだけだ」と人類の再定義をしています。廃棄されたときに異常が発生して、エリザベスの考えがアーカイブに影響を及ぼしたのではないかなと思いました。
このルートでは、正史以上に人の犠牲が大きくAIへの反発がさらに大きくなると思います。正史ですら反AI団体が乱立していたので、ほとんど自由意思を持つAI根絶でも不思議ではないと思います。
修正史
基本的には、一つ前でまとめた予定した異常修生史と同じです。
唯一違うのは、ディーヴァがエステラの破壊を渋った点です。
エステラが破壊されていないおかげで、エステラがサンライズを分解して、サンライズは海にも沿岸部にも落ちずに大気圏で燃え尽きさせることができました。
正史と修正史の違い
ヴィヴィとマツモトの活躍で出来た正史と修生史との違い
サンライズのシンギュラリティポイントは成功?
マツモト的には失敗
エステラの活躍により、急速な技術の進歩と親AIに世論が傾いたので失敗です。「取り返しはつきますよ。そうでなくてはボクはボクの使命を果たせない」とマツモトが言っているように、元々想定していた結果とずれてしまい本AI的にも計画遂行の根拠が薄くなっているようです。
ディーヴァ的には成功
少し大きなステージで歌えるようになっていて、聞いてくれるお客様も増えているためディーヴァとしては成功になります。命を懸けて人類を救ったエステラのプロトタイプとも言うべきディーヴァなのですから、人気は出るのは当然だと思います。ディーヴァ自身もシンギュラリティ計画がメインステージへ行くための後押しをしているとシンギュラリティ計画に一定の理解を示しています。さらに、使命に一途なAIに触れることでディーヴァの中に大きな影響を与えました。
シンギュラリティポイント一覧
グレイスと冴木博士の結婚での出来事
サンライズ墜落でエステラが高い評価を受けたので、後継機のグレイスを使用してメタルフロートの建設が行われました。
そのため、冴木博士の結婚はできずに、このシンギュラリティポイントは修生史では存在しません。
正史でのグレイスと冴木博士の結婚
サンライズ墜落で冷え込んでいたAIと人の関係がグレイスと冴木博士の結婚により、AIと人の関係が再加熱しました。
予定した修正史(異常も何もないシンギュラリティ計画)
ここでもマツモトの計画は単純です。結婚の妨害をするだけです。その結果、AIと人の関係は変わらずになります。
予定した異常修正史(マツモトの把握していない事態があるシンギュラリティ計画)
冴木博士のグレイスへの想い
マツモトはAIを破壊することについて、躊躇しないため、恒常的な妨害の手段として一番手っ取り早いグレイスを破壊を行うと思います。
アニメでもありましたがグレイスの死をきっかけに冴木博士も自殺してしまいます。
メタルフロート建造の立役者である冴木博士がいなくなることでメタルフロートは建造に支障がきたしてしまい、AIにとって不利な状態になると思います。
す。
シンギュラリティポイント一覧
メタルフロートでの出来事
AIの部品を作成する完全AI制御による無人プラント"メタルフロート"が修生史では正史と比べて20年早く建設されました。メタルフロートのせいで何が起きるかは明示されていません。おそらく、AI部品の供給が多くなりAI技術がさらに発展するのではないかと思います。
前まとめた全体図では、冴木博士の自殺によりメタルフロートは建造されないと書きましたが、もう一つの可能性として建造されたものとしてメタルフロート事件を書きます。
正史でのメタルフロート
正史では、メタルフロートは健在なのでAIの部品の供給量が増えて、AI技術の発展が加速します。
マツモトの予定したメタルフロート
メタルフロートの破壊により、部品の供給量が減りAIの数が激減します。
マツモトが言うにはほとんどのAIがいなくなるようですが、工場1つで全AIの部品を賄っているわけはないのでAIの数が減る程度かと思います。
展が加速します。
マツモトの把握していない事態があるメタルフロート
トアクの襲撃や停止プログラムの異常などイレギュラーはありましたが、特に大勢に影響がないため、省略します。というより、大きく正史から外れたとはいえ、マツモトの計画が杜撰すぎる。
修正史(アニメの話)
修正史では、メタルフロートの成り立ちから変わっています。
エステラの活躍により、シスターズが見直されました。そして、シスターズの中でも評価が高かったグレイスの使命を書き換えてメタルフロートの核としています。
そのおかげでメタルフロート制御AIの作成が不要になり、技術革新が20年早く進みました。さらに、グレイスは核となったため、グレイスと冴木博士の結婚はなくなりました。
ヴィヴィがグレイスとメタルフロートを壊すことにより、冴木博士は自殺し、部品の供給量が減り、AIの数が減ったと思います。
正史と修正史の違い
ヴィヴィとマツモトの活躍で出来た正史と修生史との違い
- AIに寄り添った法律の可決
- ディーヴァの存在が垣谷に認識される
- サンライズによる人的被害なし
- エステラは英雄的で献身的なAIとして評価
- トアクの生存
- グレイスがメタルフロートのコアになる
- 技術進歩が20年早まる
- メタルフロートの破壊
メタルフロートのシンギュラリティポイントは成功?
マツモト・ヴィヴィ的には成功
メタルフロートを破壊できたので成功です。さらに、ゾディフェス時には正史と同じぐらいの技術レベルになっているため大勢としても成功です。
ディーヴァ的には成功
世界規模の音楽の祭典でオオトリとして歌えるようになっています。