Vivy PILOT MOVIEがYoutubeで公開されていました。本編作成前に作成された映像で、これを見た時に「Vivy prototypeの映像!?」と驚きました。
アニメしか見ていない人のためにPILOT MOVIEのシーンの説明を書いていきます。特に垣谷とヴィヴィの戦闘や最後の演説はアニメしか見ていない人はわからない内容かなと思います。ネタバレがあるので嫌な人は気を付けてください。
一つ目のシーン
アーカイブと接続しているところです。イスに座りながらこのポーズで目をつむっているのでうたた寝と呼ばれています。アーカイブに接続するために左耳のイヤリングから優先で後ろの鏡に接続しています。
小説ではディーヴァは右耳に、ヴィヴィは左耳にイヤリングをつけています。
二つ目のシーン
『落陽事件』のシンギュラリティポイントでエリザベスと戦っているシーンです。
亡くなった前オーナーの考えた『夜明けの歌姫』をヴィヴィとエステラと現オーナーで成功させたところを見て、自身の勘違いに気が付いたルクレールがエリザベスにサンライズを落とすことを中止するように頼んだところ破壊されました。
ルクレールを探しに来たヴィヴィも破壊されたエクレールに気が付きエリザベスに襲われて戦う羽目になっています。
三つ目のシーン
二つ目のシーンと同じく『落陽事件』のシンギュラリティポイントで垣谷と戦っているシーンです。
現オーナーを人質に取ったエリザベスと垣谷が、ヴィヴィとマツモトとエステラを挟み撃ちしている状態になっています。
この時に初めてAIの演算能力の臨界点まで引き出すマツモトの必殺技 ゴッド・モード が実行されてヴィヴィの能力が飛躍的に高められました。そのおかげで、垣谷を圧倒して垣谷の持っている銃で現オーナーの救出も果たしています。
ちなみにアニメのオープニングにもこのシーンがあってアーカイブ内のセーラー服ヴィヴィにつられて、セーターの制服かな?と思っていたのですが、小説版のサンライズの従業員服でした。
四つ目のシーン
『ディーヴァの覚醒』のシーンです。アニメを見ている人もある程度予想はできると思いますが、Fluorite Eye's Songを作っています。
小説版では、普段はディーヴァの人格が体を動かしていますがシンギュラリティポイントや危機に陥った時のみヴィヴィの人格が起動してディーヴァの人格が休眠状態になります。
未来の影響を最小限にするためにディーヴァに記憶を共有することはできませんが、ヴィヴィが歌でなら伝えられるかもしれないとシンギュラリティポイントのことをディーヴァに伝えるためFluorite Eye's Songを作りました。
AIが自分の意志で曲を作ったとして『ディーヴァの覚醒』として世間に認知され、これを機にAI同士が意見をやり取りするようになりました。
ちなみに、小説では曲の作成は現実世界で作曲をしていました。
五つ目のシーン
『最初の失言』のシーンです。『最初の失言』とは松本博士の娘のルナが「AIが人類と同じ次元へ到達する未来」を提唱して、AIに大義名分を与えたことを指します。
実際はアーカイブから「人類の定義とは?」という問いを受け取ったAIが「AIと人の境目をあいまいにするルナの論文」にたどり着き人類との敵対を選択したのでちょっと違いますが失言には変わりありません。
自暴自棄になっていて父親らしいことをしていなかった松本博士は、せめて娘の尻拭いをするために究極的にはこのスピーチを無くすためにシンギュラリティ計画を組み立てました。
感想
Vivy prototypeの映像が少しでも見られるとは思いませんでした。特に『最初の失言』のシーンが見れるとは思っていなかったので映像を見た時にテンションが上がりました。
他にもアニメと小説は違うところがたくさんあるので小説の内容もアニメで見たいと思っています。特に、キングダムと戦うシーンやマツモトと戦うシーンがすごく映像で見たいです。