機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを見てきました。SEEDとDESTINYはリアルタイムで見ていた世代です。でも若干DESTINY時は微妙かと思っていたのですが、今回の映画は面白かったです。
SEEDやDESTINYのセルフオマージュやBGMで懐かしさを感じつつ、戦争の流動性や笑いポイントの多さにあっという間に終わるぐらい楽しめました。
まだ見ていない人向けにネタバレなしで書いています。ネタバレありは【ネタバレあり】映画 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM のストーリーのザックリまとめと見た感想 - 日常の色々な事に書いているので映画を見終わった人はこちらも観てもらえると「わかる!」となるかもしれないです。
目次
どこまで見て行けばいいの?
- SEEDとDESTINYを見る
- 時間がなければSEEDとDESTINYの総集編を見る
- もっと時間がなければDESTINYのHPの人物紹介とストーリーを読む
ガンダムSEEDはSEED ASTRAYやSTARGAZERなど外伝も出していますが、話を理解するためにはSEEDとDESTINYを見て行けば問題ないです。
とはいっても2つ合わせて100話近くあるので見る時間がないという人は最近YoutubeやTVでやっている総集編だけ見て劇場に行っても楽しめるかと思います。Youtubeは公式が上げているのでそっちを見るのもありかもしれないです。
DESTINYのHPの人物紹介(https://www.gundam-seed.net/destiny/character/)とストーリー(https://www.gundam-seed.net/destiny/story/)を読んでから行っても話は分かるのでさらに時間がないという人はお勧めです。全部ストーリーを読む時間がない人はPHASE-48からでも意味は通じます
YoutubeのガンダムチャンネルのDESTINYのダイジェスト
見る前の注意点とおすすめ
公式HPを見てから行くと相関図がわかりやすい
公式HPのストーリー(https://www.gundam-seed.net/freedom/story/)だけ見てから行くことをお勧めします。SEEDやDESTINYでの説明がほとんどなく、いきなり話が始まるため相関図を見てから行くと話が理解しやすいです。
特にファウンデーション王国はDESTINY後からFREEDOMまでにできた国でシレっと会話で説明されるだけなので聞き逃すとついていきにくくなります。
ディスティニープランについて復習してから行く
DESTINYの続編だけあって、ディスティニープランについての話題も今回多く出てきます。作中でディスティニープランの説明がないため、事前に調べて行くと話の理解度が上がります。DESTINYの公式HPのストーリーのPHASE-48でちょうどその説明をしています。
パンフレットにはストーリーが全部乗っているので映画前に見ない
パンフレットにはストーリーが最初から最後まで乗っちゃっているので見ない方が良いです。
良かったところ
戦況が目まぐるしく変わって楽しめた
3つ以上の勢力の戦いが多くて、敵 VS 味方のような単純な構図がなく、その戦場の状況によって敵と味方が入れ替わるようなスピード感や流動的な戦いが見ていて楽しかったです。
特に主人公の勢力は戦争に介入して戦うので、守っていた相手が急に敵になったりと戦況に引き込まれていきました。
キャラクター間の愛情関係でハラハラした
SEEDやDESTINYでも、そうでしたが人間関係がドロドロしていました。なんならSEEDやDESTINY以上のドロドロで完全に予想の上のドロドロで見ていてハラハラしました。
フレイとサイとキラの三角関係でドロドロしていると思っていたSEEDがかわいく思えるレベルでした。
シンの小学生男子脳に癒された
全編を通して愛憎劇を繰り広げられて見ているこちらの心が削られる中、シンの行動が作中随一の癒しでした。直ぐ近くで愛憎劇が起きている状況なのに、パーティ会場の料理を山盛りにしてモリモリ食べていたり、キラに加勢しにケンカに参加したはずなのにキラから殴られて吹き飛ばされたりと毎度毎度シリアスを壊してくれるので癒されました。最後の決戦まで笑えたのはポイント高いです
ガンダムなどのモビルスーツの戦闘がカッコいい
映画館で見たからかもしれないですが、テレビで見るより機体の細かいギミックが動いてカッコよかったり、重低音がして重いものが動いている感が出て戦闘の見ごたえがありました。
映画の数時間のうちにたくさんのモビルスーツが出るので、モビルスーツの多さにワクワクし、多くの攻撃にドキドキしました。
キラの感情に納得した
SEEDでのキラは戦争と関係ない一般人だったのにSEEDでは最大戦力を与えられて世界の運命を託されたり、DESTINYでは戦いが嫌で引きこもってたけど結局引っ張り出されて世界の運命を託されたりしてて主人公だからと納得してたけど、今回キラの感情が見えてきて納得感がありました。
最後の戦闘が面白かった
相手に対抗するための方法やセリフがひたすら面白かったです。シンだけなら、映画での扱いで納得してたんですが、アスランもやってしまっていたので笑っちゃいました。
ネタバレになってしまうので具体的に書けないですが、個人的に最後の戦闘が一番好きです。
悪かったところ
戦況や勢力の状況が言葉だけなのでわかり難い
良いところでも書きましたが、戦況や勢力が目まぐるしく変わります。変わったところで図や画面での説明はなく、すべて登場人物の言葉から判断しないと今の勢力図や戦況がわかりません。
ガンダムに慣れ親しんだ人なら問題ないですが、水星の魔女からガンダムに興味を持った人は状況の把握が難しかったのではないかと思います。
新キャラクターの魅力を感じられなかった
新キャラクターが複数出てきますが、今まで出たキャラの合成や劣化程度の印象しか受けませんでした。最後の最後にシンが言っていたセリフに納得感があります。
最後に
ネタバレありで書けないことが、歯がゆく感じる作品を見れて満足度が高いです。それこそ、見に行くときは「DESTINYが微妙だったしな~続編見るのは微妙かな~」と思いながら見たらいい感じに裏切られました。