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アニメVivyのシンギュラリティ計画の内容

何を書いたの?

アニメ以外の情報は入れないでシンギュラリティ計画について考えました。がっつりネタバレです。

シンギュラリティ計画における歴史の種類

シンギュラリティ計画は歴史を修正して人とAIの戦争を回避するという計画です。そのため、修正前・修正予定・異常時・修正後の4つの歴史があります。

  • 修正していない歴史(正史)
  • マツモトの考えで修正した歴史(修正予想史)
  • マツモトの考えで修正したがイレギュラーの起きた歴史(修正異常史)
  • 実際に修正した歴史(修正史)

実際は、何度も繰り返す作品ではないので正史と修正史の2つだけがアニメでは描かれていますが、松本博士の考えがわかる修正になっているので4つ全部の歴史をまとめています。

シンギュラリティ計画の歴史表

まとめてみると長くなったので、詳しい説明は後にして表を載せます。

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Vivy シンギュラリティ計画

シンギュラリティ計画のざっくり説明

各シンギュラリティポイントごとに内容はまとめていこうと思うので、まずは歴史をまとめて感想を書いていきます。

正史

正史では親AIと反AIな出来事が交互に起きています。しかも、すべて人の気持ちにより、親反を判断しています。面白いのがAI命名法を推していた相川議員死んだことにより、AI命名法が可決されたり、トアクが壊滅したことにより、反AI思想が苛烈化するなど原因と結果が微妙に食い違っているところです。そんな不安定な人を任せられたらアーカイブも匙を投げますよね~と共感できてしまいます。

予定した修正史(異常も何もないシンギュラリティ計画)

ものすごくシンプルです。ひたすらAIの転換期を避けようとするだけの計画です。

異常が発生した修正史(ヴィヴィが素直に従ったシンギュラリティ計画)

面白いほど、反AI思想を振りまくようになっています。しかもトアクも壊滅していないので、この歴史ではトアクの過激派が幅を利かせている世界で本格的にAIを根絶させようとしているかもしれません。

修正史(アニメの内容)

親AI思想を振りまくようになっています。ここら辺が、柿谷の心を変えてトアク内に穏健派を立ち上げる一助になったのではないかと思います。一番、人がたくさん生き残る選択肢をたどってます。

考察

サンライズの墜落が計画の大きな転機になっています。サンライズ事件でトアクの有無や技術の過剰発展、メタルフロートと様々なものに影響を与えていました。ある意味マツモトの歴史修正は問題点を抜き取るだけの修正でAIらしくあります。松本博士は自身が救われたようにヴィヴィならば人間を救ってくれると感じてマツモトに「ヴィヴィと一緒にシンギュラリティ計画を遂行する」使命を与えたのかと思います。結果的に、ヴィヴィのおかげで犠牲が一番少ないルートをたどれているので博士の勘はすごいと感じました。

個人的にはグレイスと冴木博士の結婚をマツモトとヴィヴィが阻止するのかを見たかった気もします。きっとコメディ的になって面白かったと思います。