色々な意味で話題になっているウォンカとチョコレート工場の始まりを見てきました。
前評判通り2005年にやっていたチャーリーとチョコレート工場とはつながりのない映画でしたが、これはこれで別路線で面白かったです。
ネタバレしない程度にぼかしてチャーリーとチョコレート工場との違いや面白かったところなど感想を書いていきます。
見に行こうかどうか悩んでいる人に参考になればうれしいです。
ネタバレ版は【ネタバレあり】映画 ウォンカとチョコレート工場のはじまり を見た感想で書いています。こっちが詳しいのでもっと気になる人はこちらも見てもらえると嬉しいです。
目次
本作の立ち位置
チャーリーとチョコレート工場とつながりはあるの?
ほとんどないです。不思議なチョコレートや楽しい雰囲気ぐらいです。
事前に「チャーリーとチョコレート工場」を見ていく必要はないです。
調べて行くと楽しめることはある?
1970年代の「夢のチョコレート工場」の前日談らしいので、こちらを見ていくと楽しめると思います。
自分は見ていないでも、楽しめたので見なくても全然問題ないです。
チャーリーとチョコレート工場との設定の違い
各キャラクターの過去や出会い
チャーリーとチョコレート工場ではウォンカやウンパルンパの過去が出てきましたが、この映画では全然違う設定です。
別物と見ていった方が混乱しないと思います。
ウォンカの性格
チャーリーとチョコレート工場の場合は、人間嫌いで人を小ばかにしてヒステリックなチョコレート好きというキャラクターでしたが、ウォンカの場合は全くの別物です。
劇中で時間が経ったからと言うレベルじゃない変わりようなので混乱してしまいます。
良かったところ
色々なチョコレートが出てきて面白い
チャーリーとチョコレート工場ではブルーベリーになるチョコレートや小さくなったりと不思議な食べ物がありますが、本作ではそれ以上にたくさんの不思議なチョコレートが出てきます。
しかもポジティブな形で使われているので見ていてワクワクします。
コメディなお笑いがクスッとする
コメディ的な笑いが多くちりばめられているのでクスッと笑えます。
微妙なダジャレに対する突っ込みや天丼ネタ、間の抜けた間など色々な笑いがあって面白いです。
ミュージカルがたくさんあって賑やかで楽しい
ミュージカル形式で進められるので画面や音に華が多くて賑やかで楽しく見ることができます。その賑やかさに魔法のチョコレートによる不思議な動きが加えられて見ごたえはばっちりです。
もう一歩なところ
ミュージカルの曲や動きが合わない時は長く感じる
色々な種類の歌や動きのミュージカルがあるので合わないものが来ると、ちょっと退屈になってきます。
ミュージカルも踊り・歌いながらやっているのでダイジェストではなくしっかり描いているのでなかなか長く退屈になっていました。
世界観の説明が少なく困惑する
世界観の説明がほとんどないので、「こういうもの」と受け取れる人以外は困惑すると思います。もう少し丁寧に世界観を説明しないとなかなか受け止めにくいです。
AIに聞いてみました
google bardにネタバレなしで感想を聞いてみました。
2023年の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、ロアルド・ダールの原作小説『チョコレート工場の秘密』に登場するウィリー・ウォンカの若き日の冒険を描いたミュージカル・ファンタジー映画です。
ティモシー・シャラメ主演で、亡き母と約束した世界一のチョコレート工場を作ることを夢見るウォンカの姿が描かれています。
映画は、ウォンカが幼い頃からチョコレート作りに魅了され、一流のチョコレート職人になるまでの物語を、美しい映像と音楽で綴っています。
ウォンカの純粋な心と、夢を叶えようとするひたむきな姿は、観るものの心を温かくしてくれます。
また、映画には、チョコレート工場の様々な仕掛けや、ウォンカの前に立ちはだかる敵など、見どころも満載です。
全体的に、子供から大人まで楽しめる、心温まるファンタジー映画に仕上がっています。
具体的な感想としては、以下のような点が印象的でした。
- ティモシー・シャラメのウィリー・ウォンカは、純粋で愛らしいキャラクターで、とても魅力的でした。
- 映画の映像は、美しく幻想的で、まるで絵本の世界に入り込んだような感覚を味わえます。
- 音楽は、ポップで耳に残るメロディーで、映画をより盛り上げてくれます。
また、映画のラストには、ティム・バートン監督版「チャーリーとチョコレート工場」への伏線が隠されているようで、ファンには嬉しい仕掛けになっています。
総合的に見て、とても満足できる映画でした。
もしまだご覧になっていない方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご覧になってみてください。