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【ネタバレあり】映画 ウォンカとチョコレート工場のはじまり を見た感想

色々な意味で話題になっているウォンカとチョコレート工場の始まりを見てきました。

前評判通り2005年にやっていたチャーリーとチョコレート工場とはつながりのない映画でしたが、これはこれで別路線で面白かったです。

どういう設定が違うのかやどんなところが面白かったかなど、ネタバレありで感想を書いていきます。気になるけど評価が気になる人にとって参考に鳴ればうれしいです。

ネタバレが嫌な人は【ネタバレなし】映画 ウォンカとチョコレート工場のはじまり を見た感想にネタバレなし版を書いているのでそっちを見てください。

目次

3行でわかるストーリー

  • ウォンカが自分の店を夢見て、チョコレートの有名な街に来たが騙されて借金を返すまで強制労働
  • 警察と有力者が邪魔する中、他の強制労働者と協力してチョコレートを売りウォンカの店を開けるようになった
  • 店を潰された後にヌードルの秘密がわかり、守るために有力者の悪事を暴きチョコレートパーティーでハッピーエンド

本作の立ち位置

チャーリーとチョコレート工場とつながりはあるの?

ほとんどないです。共通点は不思議な世界であることやチョコレート以外興味のないウォンカぐらいなので、事前に「チャーリーとチョコレート工場」を見ていく必要はないです。

調べて行くと楽しめることはある?

1970年代の「夢のチョコレート工場」の前日談らしいので、こちらを見ていくと楽しめると思います。

自分は見ていないでも、楽しめたので見なくても全然問題ないです。

チャーリーとチョコレート工場との設定の違い

ウォンカのチョコレートにはまったきっかけ

チャーリーの場合は、歯医者の父親に虫歯になると禁止されていたチョコレートを食べておいしさに感動したのがきっかけでした。

ウォンカの場合は、貧乏な家庭で育ち記念日に母親がくれたチョコレートがおいしくて感動したのがきっかけでした。

ウンパルンパとの出会い

チャーリーの場合は、チョコレートのフレーバーを探しに行った先で出会い、カカオを給料に工場にスカウトしたのがきっかけでした。

ウォンカの場合は、ウンパルンパが居眠りしている最中に育てているカカオをウォンカが取ってしまい、ウンパルンパが責任を取ってカカオを返してもらいに来たことがきっかけでした。

ウォンカの性格

チャーリーの場合は、人間嫌いで人を小ばかにしてヒステリックなチョコレート好きです。

ウォンカの場合は、お人よしで人を大切にして常にポジティブなチョコレート好きです。

良かったところ

体制に逆らいゲリラ的にチョコレートを売るところが秘密活動のようでワクワクする

物語の中盤では街を牛耳っているチョコレート組合に目を付けられてウォンカがチョコレートを売れなってしまいました。絶望しているところ、宿屋にだまされた他の人たちの協力によってチョコレートを売るシーンがワクワクしました。

警察が来たら他のメンバーが合図をして下水道から逃げるという売り方を続けて最終的にモブの人も味方になっていくところが悪いことをしているいたずら小僧のような気持ちになりワクワクしました。

チョコレート店がファンタジーなチョコレート店でハッピー

ウォンカの店には全てがチョコレートで出来ていて見ていて楽しかったです。

このシーンはミュージカルとして丁寧に表現されているので、チョコレート工場の広間よりもファンタジー感が強くてチョコレートによる幸せ感も感じられてハッピーな気持ちになりました。

最後に全員の力を合わせて裏帳簿を取りに行くところが面白かった

主要キャラが力を合わせる最終作戦は色々な作品であるので想定内だったのですが、まさかモブ動物のキリンやフラミンゴも出てきたのには度肝を抜かれました。

しかも、キリンやフラミンゴならではの作戦ではなく単純に大きな生き物や邪魔な障害物扱いみたいな扱いで笑っちゃいました。

不思議なチョコレートたくさんで良かった

不思議なチョコレートがたくさんで面白かったです。単純に不思議なだけじゃなく、攻略に必要だったりと重要アイテムとして出てくるのも良かったです。

もう一歩なところ

1回1回のミュージカルが長い

1回1回のミュージカルが長いので、ちょっと退屈になってきます。特に最初のミュージカルは街に到着、お金を使い切る、チョコレートを配るの3つのシーンが1回のミュージカルで済まされます。

このミュージカルも踊り・歌いながらやっているのでダイジェストではなくしっかり描いているのでなかなか長く退屈になっていました。

世界観の説明が少なく困惑する

チョコレート至上主義の世界観の説明がほとんどないので、「こういうもの」と受け取れる人以外は困惑すると思います。

もう少し丁寧に世界観を説明しないとチョコレートのために犯罪を起こす世界や不思議な魔法がある世界を理解できないかと思います。

成長要素が浅い

ウォンカは文字が読めないので、チョコレートのお礼としてヌードルによって文字を教えていますが、読めるようになった結果が薄いです。

ヌードルの母親の名前が裏帳簿にあることが読めるだけなので、あのタイミングで読めなくても後から警察に読んでもらえば良いので読める必要が特になかったです。

例えば、裏帳簿がスラグワースに回収されてしまったものの、文字が読めたおかげで他の悪事の証拠を見つけてハッピーエンドのように要素にクリティカルにかかわってほしかったです。

わかりにくいところの考察

最後の裏帳簿奪取作戦についての説明

裏帳簿を見つけるためには、下の障害がありました。

  1. 大量のチョコレート中毒信者
  2. 神父によるエレベータ操作
  3. 強い門番

これをキリンとチョコレートで突破しました。

下のような手順です。

  1. 動物園の係員にパーティーチョコレートを渡して眠らせ、キリンを連れ出す
  2. 裏でヌードルが物乞いの振りをして神父のポケットにキリンの好きなチョコレートを忍ばせる
  3. キリンを教会へ突入させるー>大量のチョコレート中毒信者を教会から追い出す
  4. 神父が動物園に電話をかける
  5. ロッティーが神父からの電話を電話ボックスへつなき、
  6. ラリーが声真似で動物園の係員になり回収するように返事をするー>神父を教会から追い出す
  7. キリン回収業者に成りすまして教会内へ
  8. ウォンカとヌードルを置いて、他のメンバーはキリンを回収して撤収
  9. チョコレート組合のメッセージ付きでパーティーチョコレートを門番に渡して眠らせるー>門番は寝て無力化
  10. 金庫に到着

こうやって見ると、それぞれにちゃんと役割があって良いですね。パイパーはゲリラチョコレート販売時に逃げるための排水管を教えて、アバカスは収支計算をしていました。

門番が後悔していた幸せになるチャンスは動物園の係員からの告白

最後の作戦の時にパーティーチョコレートを食べた門番が言っていた「幸せになるチャンスを逃した」と言っていたのは、動物園の係員からの告白を断ったことです。

キリンの乳を取りに来た時に動物園の係員にパーティーチョコレートを食べさせた時に「隣の席にいた」と言って告白していたので、それを断ったことを後悔していてパーティーチョコレートを食べた勢いで逆告白して最終的にハッピーエンドになりました。

最後に達成されたウォンカの夢

ウォンカの夢は「チョコレートを世界に広めた時に隣にいる母親からおいしいチョコレートの秘密を聞くこと」です。

その約束通り「チョコレートを世界に広めた」と考えたウォンカは母親の最後のチョコレートを食べようと開いてみると中に「分かち合う人がおいしさの秘訣」と書いてありました。

これによって、ウォンカにとっては母親が見ていてくれる気分になりおいしいチョコレートの秘密を聞くことができて夢が達成できて先に進めるようになりました。

AIに聞いてみました。

google bardにネタバレありの感想を聞いてみました。

2023年の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を鑑賞しました。

全体的に、ティモシー・シャラメ主演のウォンカの純粋で愛らしいキャラクターと、美しく幻想的な映像・音楽が印象的な、子供から大人まで楽しめるファンタジー映画でした。

以下に、ネタバレを含めた感想を述べさせていただきます。

ティモシー・シャラメのウィリー・ウォンカは、まさに理想的なキャスティングだったと思います。

幼い頃からチョコレート作りに魅了され、亡き母と約束した世界一のチョコレート工場を作ることを夢見るウォンカの、純粋で天真爛漫なキャラクターを、シャラメは見事に演じていました。

特に、チョコレートを作るときに見せる笑顔や、夢を叶えたいというひたむきな姿は、観るものの心を温かくしてくれます。

映画の映像は、美しく幻想的で、まるで絵本の世界に入り込んだような感覚を味わえます。

チョコレート工場の様々な仕掛けや、ウォンカの旅先の街並みなどは、どれも息を呑むほど美しく、観ていて飽きることがありません。

また、音楽も、ポップで耳に残るメロディーで、映画をより盛り上げてくれます。

映画のストーリーは、ウォンカが幼い頃からチョコレート作りに魅了され、一流のチョコレート職人になるまでの物語です。

夢を叶えるために、様々な困難を乗り越えていくウォンカの姿は、とても感動的でした。

また、映画のラストには、ティム・バートン監督版「チャーリーとチョコレート工場」への伏線が隠されているようで、ファンには嬉しい仕掛けになっています。

総合的に見て、とても満足できる映画でした。

もしまだご覧になっていない方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご覧になってみてください。

以下に、具体的な感想をいくつか述べさせていただきます。

  • ティモシー・シャラメの歌唱力は、想像以上に素晴らしかったです。
  • チョコレート工場の様々な仕掛けは、とても想像力豊かで、ワクワクさせられました。
  • 映画のラストは、とても感動的なシーンでした。

また、映画のラストで、ウォンカが「チャーリーとチョコレート工場」に登場する少年チャーリーを助けるシーンがありますが、このシーンは、ウォンカの優しい心と、人を助けたいという気持ちがよく表れているシーンだと思います。

この映画を観て、私もウォンカのように、夢を叶えるために努力していきたいと思いました。