ミンナのウタを見てきました。事前調査をせずに行ったのでGENERATIONSの映画ということも知らずにホラーとして見に行っちゃいました。
30分ぐらいまでは「フォン向けの映画か・・・」と失望してましたが後半になるに連れてホラー感が増してきてトータルで見ると楽しかったです。
ファン以外が見ても楽しいのか?やホラー苦手な人が見ても楽しいのか?を含めてネタバレ無しで感想を書いていきます。
目次
どんな人なら楽しめるの?
ファン以外が見ても楽しいの?
ファン以外が見ても面白いです。最初に探偵が事情聴取をGENERATIONSのメンバーにするので名前と顔、性格などはわかるので無理なく作品に入り込めます。
さらに、この探偵はそれなりの年なのでGENERATIONSのような今どきのグループがわからず顔の見分けがつかないであったりと中年あるあるがあってクスッとできます。
ファンが見ても楽しいの?
もちろんファンが見ても楽しめると思います。作中に多くのGENERATIONSの歌が流れたり、GENERATIONSのメンバーが劇中にGENERATIONSとして出ているので練習風景などがちらっと見えたりと楽しめる要素は多いと思います。
さらにメンバーが直接的にやられるシーンは写っていないので、その点でも安心です。
ただ、下でも書いているようにホラーが苦手な人は見ない方がよいです。最悪ライブに行けなくなります。
ホラーが苦手でも見ても楽しいの?
苦手の程度にもよりますが、TVでたまにやっている心霊番組がNGレベルの人は絶対無理です。逆にそれぐらいならOKであれば、ある程度楽しめるとおもいます。
グロは全然ないですが、BGMや演出は普通に怖いです。途中途中にGENERATIONSの歌でリセットされますが、ホラーシーンがジットリと怖いので舐めてかかると痛い目を見ます。
見る前のおすすめ
公式HPを見てから行くと相関図がわかりやすい
公式HP(https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta/)の相関図を見てから行くと事前に人がわかるのでおすすめです。作中でもさらっと説明があるので必須ではないですが、HPが平成初期に流行った原色バリバリのクソださブログなので見てみると面白いです。
できれば白塗り隠しページやびっくりGIFやフリーBGMなどのいたずら系も再現されてたらよかったのに
カセットテープについて調べていった方が理解しやすい
作中で簡単にカセットテープについて説明があるのですが、必要最低限しか説明されません。カセットテープを知らない人はカセットテープの概要と操作方法一式を見てから行くことをお勧めします。
再生、逆再生、早送り、巻き戻し、A面、B面程度調べていけばよいかと思います。
良かったところ
BGMや演出で湿度の高い怖さでジャパニーズホラーを感じられて良い
微妙なホラーは雑なジャンプスケア(ビックリ要素)を多用するのですが、この映画は必要なところでしかジャンプスケアを使わずに背景やBGM、間を使って怖さを演出しているのでホラー好きな人にとってはうれしいです。
GENERATIONSの宣伝がノイズになっていない
ファン向けの映画だと内容に関係ない微妙な宣伝が入って駄作になってしまうことがあるのですが、この映画はそんなことはありませんでした。
呪いの事件を調査する探偵が取り調べる際に各メンバーの紹介や歌がテーマなのでGENERATIONSの歌を探したりと自然な宣伝で映画を損なわずマイナスの印象を抱くことはありませんでした。
呪いの原因に変な同情が無くて良い
最近のホラーは呪いの原因にも同情する要素があったり、悲しい過去があったりと悪人はいない風の話が多いです。この映画は文句なしに呪いの原因が悪く襲われる人は完全に理不尽な扱いを受ける昔ながらのホラーを感じられて良いです。
あと一歩なところ
駄作風演出が30分程度と長い
映画が始まってから30分程度の間は「わっ」と大声を意味もなく出す雑なジャンプスケア(ビックリ要素)やPV風演出などファン向けの駄作風演出が多くありました。
この演出のおかげで後半のガチなホラーが際立ったメリットがあるのですが、ちょっと長すぎて30分ごろには若干あき始めていました。
推理が雑で滑稽に見える
呪いの事件について調査するのですが、推理が雑なので解決の説明をどや顔で披露していると滑稽に見えていました。
他にも直前に起きた内容を改めて言葉で説明したり、常識レベルの話をひらめきみたいに演出していて推理だけは微妙でした。
重要そうな雰囲気だけで説明がない
ネタばれになるので詳しく言えないのですが、重要そうなものがちょくちょく映像に入ってきます。さらに最後の方で回想もしているのですが、事件にどういった関係があるのかであったか説明がありませんでした。考察をしようにも全然ネタがないので深く考えると尻切れトンボ感があります。
AIに聞いてみました
映画「ミンナのウタ」は、2023年8月18日に公開された日本のホラー映画です。監督は清水崇、主演はGENERATIONS from EXILE TRIBEです。
この映画は、人気ラジオ番組のパーソナリティを務めるGENERATIONSのメンバーが、謎の少女の呪いに巻き込まれていくというストーリーです。映画は、GENERATIONSのメンバーの演技が好評で、また、Jホラーらしい怖さも十分に味わえる作品となっています。
以下に、映画「ミンナのウタ」を見た感想をいくつかご紹介します。
- GENERATIONSのメンバーの演技が好評でした。アイドルグループのメンバーが映画に出演することが多い昨今ですが、GENERATIONSのメンバーは、アイドルらしさを感じさせない自然な演技を披露していました。特に、小森隼の演技が印象的でした。
- 怖さも十分に味わえる作品でした。Jホラーらしい怖さだけでなく、思わず笑ってしまうようなシーンも多く、最後まで飽きずに楽しむことができました。
- 全体的に、とても面白く、怖い映画でした。GENERATIONSのメンバーのファンの方はもちろん、ホラー映画が好きな方にもおすすめの映画です。
もし、まだ映画「ミンナのウタ」をご覧になっていない方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。
私は、この映画を見た感想として、以下のように感じました。
- GENERATIONSのメンバーの演技がとても良かったです。アイドルらしい演技ではなく、とても自然で、役柄にぴったりでした。特に、小森隼さんの演技は、とても印象的で、最後まで見入ってしまいました。
- ストーリーもとても面白かったです。謎の少女の呪いに巻き込まれていくGENERATIONSのメンバーの姿がとてもスリリングで、最後まで目が離せませんでした。
- 怖さも十分にありました。Jホラーらしい怖さだけでなく、思わず笑ってしまうようなシーンも多く、最後まで飽きずに楽しむことができました。
全体的に、とても面白く、怖い映画でした。GENERATIONSのメンバーのファンの方はもちろん、ホラー映画が好きな方にもおすすめの映画です。