以前面白い映画で紹介した楽園追放がYouTubeで2022年11月29日までの期間限定で公開されていました。下の方にリンクを張っておきます。
改めて見て、ストーリー、キャラ、ロボット、演出全てにおいて高レベルで見ていて面白いし見終わった後に一抹の寂しさと次への期待を感じるすごい作品だと思いました。
特に人類とは何なのかを描いていることが面白いです。
この世界では電脳化してサーバ内に再現した楽園のような世界に生きているディーバの住民、環境が破壊しつくされて明日を生きるために必死になる地上の人間、自我が芽生えたプログラムのフロンティアセッターが出てきます。
ディーバ市民は行き過ぎた合理性、地上の人間は余裕がない理由からサブカルチャー的娯楽が無い中で、唯一純然たる機械のフロンティアセッターが音楽に興味を惹かれて楽しむことから外宇宙で人類の末裔として旅経つところがアベコベで面白いです。
こんな思いテーマなのに全体的に雰囲気が明るいのも魅力の一つです。主人公のアンジェラが可愛いのはもちろんのこと地上の捜査員のディンゴが飄々とした態度でアンジェラを振り回すのがコメディ感が出ていて面白いです。地上では無双できるレベルのディーバのロボットが地上に着た瞬間にディンゴにより無力化されてジャンク屋に売られたのは笑っちゃいました。
ロボットの戦闘、、相棒もの、ポストアポカリプスもの、SFが好きな人はぜひ見てほしいものになります。
公開8周年記念のキャンペーンのようですが、来年に何かしらの新しい発表もあるようなので今のうちに見ておくのをおすすめします。
アニメ映画の紹介はこちら
おすすめのアニメ映画と良いアニメ映画の見極め方 - 日常の色々な事
楽園追放単体の感想はこちら
Vivyとは逆の結論を出したアニメ映画 楽園追放の感想 - 日常の色々な事
期間限定公開のYouTubeはこちら(2022年11月29日(金)18時59分までの期間限定公開)
これを見て気に入った場合は、シナリオ決定稿や縮刷パンフレットが入っている完全生産限定版のBDをおすすめします。
特に縮刷パンフレットはアンジェラとアーハンのプロットや各作製陣のインタビューなどが70ページも記載されています。
さらに気に入った場合は、デザインワークスもおすすめします。
キービジュアルが書いてあったり、初期案や企画時案などのアンジェラとディンゴが今と全く違うので見ていて楽しいです。