お昼ご飯を食べに外に出てみると下のような看板があって、普段はこんなアニメ絵の看板を見ないので物珍しさを感じて目が惹かれました。
何かのコラボかなと思って見てみると一切関係ないただの工事用の看板でした。
これが秋葉原や池袋のようなアニメが盛んなところにあるようならば、自然に溶け込めるのですが閑静な住宅地、むしろせんとくんっぽいひらまくんと言うキャラクターや達磨がいる川崎大師にガチガチのアニメ絵の看板があるのは違和感がいっぱいでした。
特に10年程度前のアニメを敵視する空気感にさらされてきた自分としては大義名分もなく唐突にアニメ絵の何かを掲載できる環境にびっくりすると共にアニメ絵が市民権を得てきたのが実感できました。
逆に市民権を得すぎてなんでも良いからアニメ絵を乗せているようにも感じました。
確かに目を引き付けられますが、上の写真を見て何を言いたいのかが分からなかったです。アニメ絵は言いたいことを強調したり物語性をもって伝えるのが得意なものなのですがうまく使えているように思えませんでした。
どうせキャラクターを作ったのなら、工事のアニメを流したり動画で注意を呼び掛けたりして有効活動をしたらお得なのにと思いました。
一枚絵なんてものは、今はやりのAIで作れるようになったのでアニメ絵の看板とかがさらに乱造されていくと思いますが、その中でも埋もれないために使い方やターゲットに気を付ける必要があるのかと感じました。
どっちにしろアニメが好きな自分にとってこういう絵が増えるのはうれしい限りです。