ジュラシックワールド 新たなる支配者を4DXで見てきました。広告で「地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか」と言われていたので政治劇や恐竜VS人間のようなものだと思って見てみたら、今まで通りの脱出劇や今までにない追走劇でした。
前作の炎の王国で恐竜の生息地が世界中になりました。そのおかげで、街中をバイクや車で恐竜から逃げ回ったり建物の中や屋上など街を存分に利用したアクションが楽しめました。
他にも公式HPにあるように誘拐犯の追跡のための情報収集のための場所や敵施設への侵入がスパイもののようなスリルを味わえました。
ジュラシックパークやワールドに詳しくない一般人の意見ですが、シリーズについて知らない状態で見て面白いの?とか絶対見に行かない方が良い人とかをネタバレなしで書いているので、見に行くのを悩んでいる人に参考になればうれしいです。
他にも調べていった方がより楽しめることなども書いておきます。
目次
本作の立ち位置
シリーズでつながりはあるの?
つながりはあります。
このシリーズは大きく分けて、ジュラシックパークシリーズとジュラシックワールドシリーズに分かれますが両方の主人公が今作で活躍します。
どこまで見てから映画を見るべき?
上で言ったようにジュラシックパークとジュラシックワールドの登場人物が出てくるので出来るなら全部見ることをおすすめします。
時間がなくて全部見れないと言う人は、ジュラシックワールドの完結編なので、「ジュラシックワールド」と「ジュラシックワールド 炎の王国」を見てから行くことをおすすめします。
時間がなくて2つも観れないという人は、ストーリーの直接的にかかわる前作の「ジュラシックワールド 炎の王国」だけでも見てから行くことをおすすめします。
もう明日見に行くからそんな時間がないという人は、公式のストーリーに炎の王国のあらすじと新たなる支配者の冒頭が文字で書いてあるので、そちらを見てから行くことをおすすめします。
公式サイトのストーリーは下のリンクです。
補足ですが、この公式のストーリーではブルーの説明がなくて「人かな?」と思ってしまいそうになりますが恐竜です。遺伝子操作で生み出された恐竜で、ジュラシックワールドシリーズの主人公のオーウェンに育てられてジュラシックワールドシリーズでは大活躍をしています。
良かったところ
市街地での恐竜からの逃走劇が疾走感マシマシで楽しい
前作の炎の王国で恐竜が逃げたことにより舞台が島から世界に広がっています。世界には町があるため、町なかで恐竜から逃げるようなシーンがありとても迫力があります。
ラプトルからオーウェンがバイクで逃げたり、クレアが建物の屋根を飛び移って逃げたりなど町の特徴を存分に生かした逃走劇は見ていて楽しいものがあります。
誰が敵か味方かわからないドキドキ感がすごい
今までのジュラシックワールドは良くも悪くも場当たり的な対応で何とかしていました。前作の登場人物であるフランクリン・ウェブがCIA所属になったことや恐竜が表舞台に出てきて対応せざる負えなくなったことで主人公サイドが組織的なバックアップを受けることが出来るようになりました。
そのおかげで誰が敵で誰が味方かわからない状態でスパイもののようにドキドキしながら見ることが出来ます。
終盤では思わぬ人物が味方だとわかって、中盤のあの微妙な顔をしていたことが腑に落ちてアハ体験でした。
過去作のファンサービスが大量
ジュラシックパークやジュラシックワールドの主人公が活躍することは公式HPで書かれていますが、他にも過去作のキャラクターや思い出の品、見覚えのあるシーンがたくさん出てきます。
特にお気に入りなのはジュラシックパークを一人で管理していた超絶すごいエンジニアのネドリーっぽい人が出てきます。さらに恐竜の胚を入れた缶が出てくるなどネドリー関連のファンサービスがいっぱい出てきてうれしかったです。
イマイチだったところ
恐竜の出番が少ない
ジュラシックパークや前作までのジュラシックワールドでは恐竜の住んでいるところからの脱出がメインストーリーになっているため、恐竜が画面に映っている時間が長くて見ていてワクワクしました。さらに広い土地にいる恐竜を俯瞰的に移すことで自然感をすごく感じることが出来ました。
一方で本作では基本的に誘拐犯の追跡と子供の救出がメインの話になります。言うまでもなく誘拐犯は人間なので追跡フェーズでは、人間が中心のお話になり恐竜の出番が少なくて物足りませんでした。
トントン拍子に話が進む
本作では主人公サイドも組織的なバックアップを得ています。そのせいで、鍵の入手などスパイアクションものに必須な多くのイベントを組織のスパイが勝手にやってくれているため、トントン拍子に進みすぎて拍子抜けしてしまいます。
博士にスパイのまねごとをさせるのですから、当然と言えば当然のバックアップのように思いますが、スムーズにいきすぎてドキドキ感が薄れてしまいました。
結論がイマイチ納得いかない
基本ストーリーが誘拐された子供を取り戻すものなので「地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか」に対して、イマイチ納得感がないです。
調べて行った方が楽しめること
恐竜について調べて行ったら楽しめる
公式HPの恐竜図鑑に本作で出てくる恐竜が一部解説されています。一度読んでから行くとより楽しめるかと思います。
他にも恐竜が題材のゲームが方式HPのゲーム欄から見ることが出来ます。
他には個人的にArkをおすすめします。アイランドマップにいる恐竜がいっぱい出てきます。
絶対見に行かない方がいい人
虫が苦手な人
かなり大きなイナゴが大量に長時間出てきます。そのイナゴが人に襲い掛かったり、劇場の大画面いっぱいに出てくるので虫が苦手な人は絶対見ない方が良いです。
集団恐怖症の人
大きなイナゴの集団が出てきます。その集団に人が襲われるので集団恐怖症の人は見ない方が良いです。ガラスの壁にベチベチベチと大量のイナゴが張り付くシーンもあるので結構きついと思います。
酔いやすい人
4DXの時の注意ですが、アクションシーンが多く頻繁に揺れます。酔いやすい人は注意です。
隣とつながっているタイプのシートの場合、足を置く場所やイスの衝撃が隣のイスまで行くので組んだ足を下すときは姿勢を治すときに普通に置くと振動がこっちまで来るのでゆっくり置いてほしいと個人的に思いました。
最後に
4DXで見たのもありますが、アクションシーンがものすごい楽しかったです。さらに過去作の有名シーンを意識した展開や絵があったりと楽しく見ることが出来ました。
今作では地上や水中、空中とあらゆるシーンで恐竜に襲われたり、終盤の恐竜から襲われるシーンで恐竜が動いたり近くで恐竜を見れたりして楽しかったです。
久しぶりの恐竜のいる無人島でサバイバルをするARKと言うゲームをしたくなりました。