2021年10月1日に封切された007の映画を4DXで見てきました。これはぜひ映画館で見るべき映画だと思いました。封切間際なので極力ネタバレなしで感想を書いていきます。
007シリーズを覚えていないで見ても楽しかったですが、スペクターという組織が出てくるので「007 スペクター」を見てから行くとより楽しめたかなと思います。
007シリーズのことを特に覚えてなくても何となく察せるぐらい話が分かりやすくてアクションが派手で4DXも相まって楽しかったです。調べたところジェームズボンド役の人が最後の出演にすると言っているらしく、作中でもそれを反映した内容になっていました。
目次
良かったところ
派手なアクション
開始数分でいきなりアクションが始まります。アクションの内容もカーアクションから対人アクションまでボリュームたっぷりでした。
ジェームズボンドが大量の敵に囲まれるシーンが多くて、次々と襲い掛かってくる敵を次々に倒していくところに爽快感とジェームズボンドのカッコよさを感じました。
4DXで見たので派手なアクションシーンではイスがとんでもなく揺れてちゃんと座っているのが難しいぐらいでした。
カッコいいスパイ道具
作中にスパイ道具がいくつか出てきますが、すべてがカッコいいです。磁力を使った移動とか重力を使った飛行とかロマンあふれる道具があってみているだけでも楽しいです。
4つの組織が入り乱れるお話
ジェームズボンド以外にもMI6、スペクター、CIA、今回の敵組織が入り乱れたストーリーになります。組織の構成員が裏切ったり、ジェームズボンドと手を結んだりして常に組織と人の立ち位置を意識していないとおいて行かれそうになります。
組織や人の立ち位置が複雑な分、話に深みが出て登場人物の心境を考えながら見たり次の行動を考えたりするのはとても楽しいです。
ジェームズボンドがひたすらカッコいい
引退したジェームズボンドがひたすらカッコいいです。戦闘はもちろんのこと戦闘以外のやり取りについても壮年特有のカッコよさがにじみ出ていました。最後のシーンはカッコよさが振り切れているので必見です。
もう一歩なところ
MI6の新しい00が無能ムーブをかましすぎる
新しい00がひたすら無能です。無能なのにも関わらずジェームズボンドに対抗心をもって突っかかるので完全に口だけの人になっています。
というかこの人は登場は強キャラ感漂わせていたのに、ほとんど運転手しかしていない・・・
色々あっさりと終っちゃう
ネタバレになるので詳しくは言えないですが、シリーズでの因縁や物語が結構あっさり終わっちゃいます。敵は強敵ではなく狂信のようなスタンスになっていたこともあり、過去作に思い入れがある人ほど拍子抜けするかもしれません。
中盤が少し中だるみをする
中盤はジェームズボンドと恋人との絆を描くために少しテンポがゆっくりになります。序盤と終盤はアクションやひり付く組織とのやり取りが多いので、その差で少し退屈に感じるかもしれません。
感想
自分は単純なのでジェームズボンドがカッコよかったの一点だけで見てよかったという感想になります。色々と話の整合性や盛り上がりを考えると微妙なところがありましたが、派手なアクションと最後のシーンですべてを帳消しになりました。
派手なアクションが魅力なので映画館で見ることによって迫力が何倍にも膨れ上がって、映画館で見れて満足しました。今回は4DXで見たのでアクションがさらに楽しくなりました。