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仕事を抱え込むリーダーによって、実はチーム全体の能力を下げているかも

自分は、優先してやるべき作業とやらないで良い作業を見つける勘所が良いためか、いくつかの炎上プロジェクトに配属することが度々ありました。

炎上プロジェクトと一言で言っても、プロジェクトの様子が全然違いました。その中で最も良くないと感じた炎上プロジェクトはリーダーが仕事を抱え込みすぎてボトルネックになっているプロジェクトでした。

リーダーが仕事を抱え込むタイプだと

  1. リーダーが忙しく十分に仕事を割り振れない
  2. 仕事の全体像をメンバーが理解できてない
  3. メンバーがスケジュール感を理解できない

のデメリットがありました。

抱え込む系のリーダーだと、メンバーには仕事をするために必要最低限の情報と作業のリミットを伝えて作業を依頼することが多いです。

しかし、リーダーが仕事を抱え込んでいるときは、作業を依頼するために情報の取捨選択とリミットのスケジューリングが出来ずにメンバーに作業を依頼できずにタスクがまたって行きます。

リーダーが仕事を割り振れないため、メンバーは仕事がない状態になります。メンバーはいつも依頼された作業のリミットのみ言われているため、全体を見る目がないため、メンバー目線からすると仕事がないので余裕のあるプロジェクトのように感じてしまいます。

しかし、リーダーで仕事が止まっているだけなのでプロジェクトとしてはドンドン窮地になっていっています。

そうなると大抵はリーダーより熟練の人がプロジェクトの外から来て、メンバーに適切に作業を割り振ります。メンバーは溜まりに溜まった仕事が一気に来て、急に忙しくなり納得できる理由もないため体調やメンタルを崩しやすくなります。

さらに、抱え込む系のリーダーは仕事に最低限必要な情報しかメンバーに伝えていないことが多く、メンバーは新しい仕事に対して効率的に作業をすることが出来なく作業スピードが遅くフラストレーションもたまってしまいます。

このように抱え込む系のリーダーは作業に余裕があるときは問題ないですが、メンバーはリーダーに依存した仕事形式になるため、リーダーが動けなくなると積みです。

このような炎上に弱いチームにならないためには常日頃炎上に強いチームを作ることを意識する必要があります。

炎上に強いチームについては気が向いたら後日記載します。