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日常の色々な事

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ロボットアニメ ヴァンドレッド の紹介

一般にアニメが受け入れられたのは最近のことで、最近アニメを見るようになった人は昔の面白いアニメを知る機会が少ないと思い、小学校の頃から社会人になるまでアニメにどっぷりの自分が面白かったと思うアニメを紹介していこうと思います。

今回紹介するのは異性が存在しない星で育った男女が旅するロボットアニメ「ヴァンドレッド」です。

 

U-NEXTで見れるので気になった方は見てください。

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基本情報

製作 GONZO

監督 もりたけし

原作 なし(アニメオリジナル)

長さ 全2クール(26話)

あらすじ

男性だけの惑星国家「タラーク」の底辺の機械工「ヒビキ」は仲間にのせられて製造にかかわったロボット「蛮型」を強奪しようとして軍の宇宙船「イカヅチ」に乗り込むが捕まった。

女性だけの船団国家「メジェール」の海賊にイカヅチを強奪されるが、タラークの船が放ったミサイルで海賊ごと船が破壊される直前に船のエネルギーが暴走して、脱出し損ねた「ヒビキ」「バード」「ドゥエロ」の男3人と女性のみの海賊は遥か遠くにワープされた。

そこで襲ってきた未知の敵に対して、ヒビキの蛮型と海賊の新人「ディーダ」の戦闘船「ドレッドノート」が合体して人型ロボット「ヴァンドレッド」になり撃退することに成功し、海賊と男3人で力を合わせて母星に戻る旅に出る。

異性を見たがない男と女が協力して旅を続けるうちに初めて見る異性に対して戸惑いや勘違いを解決していきお互いの理解を深め、協力して旅を続けるうちに自身の出生に関する秘密が判明する。

面白いポイント

度肝を抜かれる設定

男だけの惑星、女だけの惑星に分かれていたのは純粋な臓器を摘出するためで、地球で暮らす人が病気や怪我をして負傷をした時のために移植するために純粋な臓器が必要なので男性と女性を別々の惑星に放牧をしていました。
この設定はかなり度肝を抜かれました。と言うのも中盤程度に判明する設定なのですがそれまでは母星に帰還するという明確な目的があるせいで、惑星のことについてもそういうものだと思っていたので邪悪な話に驚愕しました。

異性を見たことのない同士のやり取り

それぞれ別の惑星で暮らしていたため、最長老の海賊の長以外は異性を見たことがなく男から見た女は男を食べる野蛮な鬼みたいなイメージ、女から見た男は病原菌を持った宇宙人と言うように各々の印象だけの理解から話が始まります。そんな中でお互いを理解して異性を認めたり認めなかったりと各々の立ち位置が変更していきます。

最初はお互いが食べるもの(男はサプリ、女は料理)や生まれ方(男は試験管、女は人工授精)すら違うので何をどうすれば良いかの基本的な情報もないところから旅を通じてお互いのことを理解する過程をコミカルに描いているのが楽しいです。

ドゥエロは男なので妊娠のことを知らず、初めて見る妊娠に対して「生物に規制されている」と報告したり、妊娠のことを知って「自分も妊娠できるのか?」と言って周りから絶句されていました。

ロボット合体の種類が複数と全員合体形態がある

主人公の蛮型は合体するヒロインドレッドノートにより、人型・鳥型・カニ?型の巨大ロボットになります。さらに、終盤では4体合体により形態がシャープになった人型になり3体の合体形態の良いとこどりしたスーパーヴァンドレッドになります。

合体するロボットもののお約束である複数種類の合体形態と究極の全員合体形態がある時点でテンションが上がります。それだけでなく、最後には自身のそっくりな機体との戦いや旅途中の仲間が全員集合するなどテンションの上がる要素がてんこ盛りです。

成長するキャラクター

主人公が成長するアニメは良くありますが、このアニメはほぼ全てのキャラクターが成長します。

単細胞で熱血漢な主人公・お調子者で口先ばかりのボンボン・ニヒルでクールなエリート・姉御肌の班長など、どこかで見たような王道な性格をしています。王道な性格で、ただでさえ魅力があるキャラクターですが旅を通して成長するのでさらに魅力的になっています。

特に好きなのがバードで一期ではお調子者で口先ばかりの弱いキャラとして描かれていましたが、二期の序盤での病気の少女との死別により口先ばかりではなく実際に強くなる決意をします。少女が作っていたバードの人形に髪を付ける前に死別したため、自身の髪をそって自分を人形に近づけるところもすごい好きです。ちなみに次の話からオープニングでバードの髪が無くなるので髪をかき上げるカットでは頭を擦ってカッコつけています。

宇宙での戦闘がすごく動く

CGと手書きを両方駆使して描かれているため、手書きのキャラクターは表情豊かでCGによる機械戦闘ではかなりヌルヌル動きます。今と違いCGが出始めたころのアニメなので力の入れ具合が段違いで、CGの作画崩壊しないところやテカってしまうところを利用して機械での高速戦闘が激しいのにもかかわらず何をしているのかがよくわかる見やすい戦闘になっています。

戦闘員以外にもスポットライトが当たる

戦闘員や指揮官だけでなく、宇宙船の運航に必要なメカニックや補給係にもスポットライトが当たるので物語に加わるキャラクターの視点が増えて深みが出ています。

補給係は前線に出ないため馬鹿にされても「仲間の出撃をスマイルで見送る」「パイロットは一人では戦えない」と言って自分の仕事に誇りを持っているところとか戦闘中に武装を補給するところがカッコいいです。

見た感想

昔のアニメなので映像の解像度は低いですが、最近のアニメと見比べてもそん色ないどころか丁寧に作られていたり、作成の制限が緩い分だけ今のアニメよりも楽しいものになっています。多分今同じようなアニメを作ろうとしても自主規制やコンプライアンスのせいでこの作品は作られないと思います。

この頃は、まだ学生だったのでリアルタイムで見ることができなくて大学のころにテレビかニコニコで再放送をやっているのを見て「面白い!」と思って今でもU-NEXTで見ています。


U-NEXTで見れるので気になった方は見てください。

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