今週のお題「一気読みした漫画」は、新米姉妹のふたりごはんです。
ドラマでやっていたことがあるので名前だけ知っている人もいると思います。漫画から入ったのですが、ドラマを見たときの印象が全然違いました。ドラマがイマイチだった人にこそ見てほしいなと思います。
両親の再婚で姉妹になった二人が、料理や行事を通じて距離を縮めていくお話です。
性格も見た目も正反対な二人が、お互いのことを思い合い悩むところや料理を通して仲良くなっていくときの表情がとても魅力的です。
好きなところ
表情豊かな登場人物
天真爛漫な姉のサチも内向的な妹のあやりも表情が豊かで、クスッと笑えたり、温かい気持ちになってしまいます。
巻数が進むにつれてあやりの表情が増えていくのも打ち解けて来た雰囲気を感じられて良いです。
出典:新米姉妹のふたりごはん 1巻
料理を食べた後の幸せそうな表情
いきなり、姉妹になってしまったのでお互いに困惑しています。サチは食べることが好き、あやりは料理をすることが好きとお互いの好きな共通点料理を食べながらお互いの絆を深めていきます。
その時の表情がとても幸せそうで、こちらまで幸せな気持ちになります。
出典:新米姉妹のふたりごはん 1巻
姉として頑張るサチ
姉なのに年上っぽくないサチは、お姉さんとして頑張ろうとします。1巻では、それで空回りしていますが時間がたつにつれて自然と姉っぽい行動や表情をしています。
そういう無意識の姉のような表情と意識的な姉の表情の落差が激しく面白いです。
感想
一言で言うと、姉妹の成長を見守るような気持ちになれる漫画です。序盤ではそれぞれ急な状況で困惑しながらもお互いを思い合って遠慮が多かったですが、話数が進むにつれて遠慮がなくなり本当の姉妹になっていくようすが見ていてほっこりします。
料理を通じて絆を深めているので、この作品には料理がたくさん出てきます。その料理を食べたときの表情から幸せが零れんばかりにあふれていて、癒されます。