京急の株主優待のおかげで京急の乗車券をもらえました。一回しか使えないけど京急内ならどこまでも使えるチケットなので、京急の端っこである三崎の観光をしてきました。
なのでバスを駆使するルートの紹介や感想とお得なチケットについて書いていきます。他にも馬の背洞門で出会ったおじさんに教えてもらった裏側から見えるルートの説明もしていきます。
目次
- お得なチケット
- 回ったコース
- 所要時間
- 事前準備
- 旅行当日
- 地元から三崎口駅まで京急電車で移動
- 三崎口駅から三崎港までバスで移動
- 朝市でマグロ丼とちまきを食べる
- うらりのおじさんと話をしつつ港の写真を撮る
- 鎮守 海南神社にお参りをする
- まぐろ食堂 七兵衛丸で炙り丼を食べる
- 城ヶ島公園まで歩いて行って体力が半分になった
- うみうの展望台を経由して馬の背洞門へ山の中を進む
- 馬の背洞門でおじさんに教えてもった裏への道
- みはらし広場を経由して城ヶ島灯台に向かう
- 城ヶ島灯台の場所が分からずに迷いながらもお昼ご飯を食べる
- やっと城ヶ島灯台に到着する
- 三崎港に戻ってミサキドーナツで休憩
- お土産を買いにうらりへ
- 夜ごはんを食べようとしたら売り切れてた
- 三崎港からバスにのって三崎口駅、三崎口から電車で帰宅
お得なチケット
お得なチケットは下の2つあります。それぞれついているサービスが違うので、旅の方法によって買う方を決めます。もちろん両方買っても問題ありません。
上の他にも「いざ神奈川!」とかありますが、期限が短いのは省略しているので気になるなら調べて見てください。
みさきまぐろきっぷ
内容
みさきを旅行する時の標準のチケットと言われるぐらい有名なクーポンです。
京急線の電車であれば結構遠くまで範囲に含まれているので電車で行くのなら必須と言っても良いクーポンです。使える駅と料金は公式HPを確認してください。
今の電車料金で雑に計算すると
1,800(品川から三崎口への電車料金)+2,000(食事料金)+800(バス料金)=4,600でした。
クーポンの料金3,660円と比べると約1,000円程度お得です。上のは電車の途中下車なし、バスは最短ルート、食事はなるべく安くの節約旅行がモデルなので実際はもっとお得になると思います。事実自分が食べた炙りマグロ丼は3,000円でしたし、、、
買うべき人
- 電車で三崎口まで行く人
- バスに大量に乗る人
車で行く人や自分のように電車は別のチケットがある場合はお得ではなくなる可能性が高いので、必要かどうかを考えてみてください。
バスは一回200円~300円ぐらいになるので6回以上バスに乗るのであれば電車で移動しない人も購入した方がお得になると思います。なかなか6回は乗らないと思うので実質、電車の有無で決めたらいいと思います。
注意事項
磁気乗車券は当日しか買えないので注意してください。朝市に行きたい場合は、駅の窓口が開いていない可能性があるため、事前に購入できるデジタルきっぷの方がおすすめです。
みうらおもてなしクーポン
内容
- 電子クーポン(購入金額+30%のおまけ)
みさきまぐろきっぷに比べると使えるところが多く、食事、お土産、宿泊、アトラクションとジャンルも多様なところが使えます。
5,000円で電子クーポンを購入すると6,500円分のクーポンが発行されて対象のお店で6,500円の買い物ができます。対象点はデジタルクーポンが使えるお店 | みうらのおもてなしで使えるお店を確認してみてください。にじいろさかな号でも使えます。
買うべき人
- 三浦の対象点で5,000円以上使う人
車で行く人も切符を持っている人もみさきまぐろきっぷを使う人も購入した方がお得です。食事に2,000円程度かかるので朝、昼、夕と3食のまぐろを食べようと思うと6,000円になるので大抵の人は購入した方が良いです。
店舗によるかもしれないですが、現金との併用も出来るので1円単位で使い切れます。
使い方
- みうらおもてなしクーポン2022 - ユーザ (bluelab.co.jp)にログイン
- 下の「支払う」を押す
- 「読み取りスタート」を押す
- 店員に「みうらおもてなしクーポンでお願いします」と言う
- 出してくれるバーコードを読み取る
- 支払い金額を入れて「支払う」を押す
- 店員に見せながら「支払う」を押す
注意事項
最大の購入可能な金額は3万円なので注意してください。アカウント登録が事前に必要なので事前に登録から購入まで終わらせることを進めます。
消費期限が過ぎると使えなくなるので、必ず旅行中に使い切ってください。
回ったコース
- 地元から三崎口駅まで電車で移動
- 三崎口駅から三崎港へバスで移動
- 朝市でマグロ丼とちまきを食べる
- 三崎港で9時まで時間をつぶす
- まぐろ食堂 七兵衛丸で朝ごはんを食べる
- 城ヶ島公園まで歩いて移動
- 城ヶ島のハイキングコースを通って一周
- 磯料理 いけだで昼ご飯を食べる
- 城ヶ島灯台に行く
- 城ヶ島から三崎港までバスで移動
- ミサキドーナツで休憩
- お土産を買って帰宅
所要時間
7時から18時ごろまでかかりました。
それぞれスムーズに進んで、ミサキドーナツで休憩しなければ2時間ぐらい短くできます。
事前準備
電車の券は持っていたので、みうらおもてなしクーポンだけ買いました。そこまで使わないと思って5,000円分購入しましたが、ご飯やお土産など色々なことに使えるので6,500円じゃ足りませんでした。10,000円分でもよかったかもしれないです。
旅行当日
地元から三崎口駅まで京急電車で移動
1時間~2時間ぐらい電車に揺られて移動していました。朝市に行きたかったので5時~7時ぐらい電車に乗っていましたが、まあまあ人がいました。横須賀港や三浦海岸で降りる人が多いので三崎口駅に着くころには人がだいぶ減っていました。
三崎口駅から三崎港までバスで移動
待っている人が座ったら座席がなくなるぐらい人がいました。電車ではそんなに人がいない印象でしたが結構いてびっくりです。ちなみに後払い制なので乗車時に乗車券を取るかSuicaやPasmoでピッとする必要があるのがちょっとわかりにくかったです。
朝市でマグロ丼とちまきを食べる
バスを降りて右奥の方に進みました。うらりと言う大き目な産直センターがあり、朝市の場所と勘違いしそうになりましたが、もっと右の先に朝市がありました。
広場のようなところにテントを張って、魚や加工食品が売っていました。7時30分ぐらいについたのですが結構終わり掛けで投げ売りをしていました。
入って左奥の方に食べるもののテントが固まっているので、マグロのぶっかけ丼とトロちまきを食べました。ぶっかけ丼は思ったより量が少なく、マグロも凍っていて、そこまで美味しくなかったのでイマイチでした。トロちまきは中に大きなマグロがゴロゴロあってモチモチとしたご飯とあっていてとても美味しかったです。
うらりのおじさんと話をしつつ港の写真を撮る
朝ごはんとしては若干足りなかったので、お店が始まる9時ごろまで時間をつぶすことにしました。「うらり」の魚売り場は準備中のところが多かったですが、準備が終わって観光客もいないので暇をしていたらしきお店のおじさんと話をして時間をつぶしていました。この時に鰹節のマグロバージョンがふりかけとして美味しいと勧められたので買いました。ご飯に載せて食べても味が薄くてイマイチかなと思ったのですがラーメンに入れると驚くほど美味しかったです。
海が近いせいか鳥も多く、近くを普通に飛んでいるのでシャッターチャンスがいっぱいありました。
鎮守 海南神社にお参りをする
まだ9時までに時間があったので、近くの海南神社にお参りに行きました。マグロの頭のオブジェクトやお祭りのヨーヨー釣りのようなおみくじなど独自性が強くて笑っちゃいました。
まぐろ食堂 七兵衛丸で炙り丼を食べる
9時になったので、「まぐろ食堂 七兵衛丸」で朝ごはんを食べました。みうらおもてなしクーポンが使えたので奮発して本マグロの炙り丼を食べました。ぱっと見は炙ったマグロの切り身と生のマグロの切り身が乗った小さめの丼が出てきてボリュームが足りないと思いましたが、食べてみるとマグロを嚙んだ時に今までで感じたことが無いような美味しい油があふれてきて満腹感を感じることが出来て見た目の量が少ないのにお腹はまんぷくと言う不思議な感覚でした。
城ヶ島公園まで歩いて行って体力が半分になった
バスを待つのが嫌だったので、腹ごなしがてら城ヶ島公園まで歩いていくことにしました。
下道から城ヶ島大橋の道までが結構急な坂道で思ったより体力が削られました。でも城ヶ島大橋を歩いて渡っていると海が遠くまで見渡すことが出来て景色が良かったです。
城ヶ島大橋を超えると右に曲がってずっと進み、駐車場を突っ切ると城ヶ島公園につきました。
城ヶ島公園は風で傾いた木や灯台など見ていてワクワクする見どころがあったり、波の音を聞きながら木陰のベンチでのんびりしているとリラックスされました。
うみうの展望台を経由して馬の背洞門へ山の中を進む
城ヶ島公園から駐車場の入り口に戻ってうみうの展望台方面に進みました。今まではちゃんと整備された場所でしたが、ここからは自然味が強くなっていきます。地面は固めてあるため安全に歩けますが、ルートが分からないので勘で行くしかないです。
うみうの展望台が結構こじんまりとしていてわかりにくくて歩き終わってから「あそこが展望台だったのか?!」と驚きました。馬の背洞門も看板もなく海岸に降りないと分からなかったです。
馬の背洞門でおじさんに教えてもった裏への道
馬の背洞門は崩れると危険なので上に乗ったり中をくぐったりしてはいけないのですが、馬の背洞門の近くにいるおじさんから裏へ潜る安全な道を教えてもらいました。
確かに安全でしたが、濡れないとは言っていなかったことに気が付くべきでした。結論としてはアクションゲームのような動きをしなければ足が水浸しになるので中々ハードでした。事実自分の後に来た3組の人たちは断念して帰っていきました。
裏への生き方は上の写真の通りになります。赤矢印の①の先にある穴から中に入ると下の2枚目の場所にたどり着きます。ここまでは誰でも来れます。
2枚目の赤い線のルートで裏から馬の背洞門を綺麗に裏から見れるところにつきます。ここからは行ける人しか行けないです。誰も助けてくれないので自己責任で行く必要があります。
青矢印の①は足首の高さの水たまりがあるので片足が乗る程度の石を踏んで青矢印の②まで移動します。この時に水位によって石が沈むのでタイミングを見計らっていきました。
青矢印の③は壁に張り付く感じで渡っていきます。ギリギリつま先が乗る程度の足場も壁から生えていますので、それを踏み台にして青矢印の④までジャンプします。この足場は波が来ているときは水に沈むので波が引いているタイミングで行きました。
青矢印の④はギリギリしゃがんで通れるぐらいの穴が開いているのでそこを通って反対側に出るともう少し先端の方まで歩いていけます。
そこで撮った写真はこれです。
あともう一歩前に出ればもっと綺麗に取れていたかもしれないですが、海に落ちたらヤバいので一歩を踏み出すことが出来ませんでした。
靴とズボンが濡れても良い人はこんな面倒なことをせずに水に入ってこのポイントまで行けますが、それ以外の方法だとバランス感覚がある程度自信があってタイミングをつかめる人以外はおすすめしないルートになります。
みはらし広場を経由して城ヶ島灯台に向かう
馬の背洞門に降りてきたときの階段を上って山の先に進んでいきました。その途中で少し開けたみはらし広場で休憩しつつ景色を楽しんだ後に、さらに進みました。
しばらく木や草の道を進んで山を抜けると、海岸が目の前に広がっていました。海岸を横目に進んでいると右側に色々なお店が並ぶ小道があったのでそちらに曲がっていきました。
今までは山の中だったのもあって人が少なかったですが、ここら辺は海岸で釣りをしている人やキャンプをしている家族、お店に並んでいる人など人が増えて人里に下りてきてほっとしました。
城ヶ島灯台の場所が分からずに迷いながらもお昼ご飯を食べる
ホテルや旅館へのルートが封鎖されており、城ケ崎灯台への道が減っていたので迷って同じところをクルクル回ってしまいました。そうこうしている内にお昼ご飯の時間になったので、「磯料理 いけだ」でご飯を食べました。このお店は地元のおじちゃんとおばちゃんがやっているような悪く言えば微妙な接客態度、良く言えば気兼ねをしない雰囲気のお店です。
料理はおいしかったのですが、目の前が大きい道路になっていたのでバイクの音がうるさくて、その前にあった「磯料理 かねあ」の方が人が多くて人気そうだったので、そっちにすればよかったと後悔しました。
やっと城ヶ島灯台に到着する
結論としてはお店の並んでいる小道にある小さい階段からしか城ヶ島灯台に行けませんでした。元々は観光橋のほうにあるホテルからも行けたようでしたが、ホテルが閉館したので階段だけになってしまったみたいです。
上にあるのは小さな公園と灯台がありました。公園は手入れがされていないのか草が伸び放題でしたが、灯台は小さいながらも整備されているようで綺麗な状態で絵が描いてあったり面白い形で見ていて楽しかったです。
三崎港に戻ってミサキドーナツで休憩
城ヶ島で回りたいところを回れて、体力的に限界が近かったので後はのんびり過ごすことにしました。城ヶ島にはゆっくりできるところが少なかったので、「磯料理 いけだ」近くのバス停から三崎港までバスで向かいました。
三崎港のバス停から5分程度歩いたところにある「ミサキドーナツ」でドーナッツとコーヒーを飲んで休憩しました。
ドーナツは甘めなものが多く、コーヒーは雑味がない飲みやすいものでした。お店の雰囲気や小物もお洒落で居心地の良いところでした。2階が特に良いのでおすすめです。
お土産を買いにうらりへ
お土産を買いにうらりへ行きました。朝におじさんに聞いていたおすすめ等をもとにマグロの漬け×2とマグロの中落合のセットで1080円を買いました。
ここでも他の店のおばちゃんから色々と話を聞きました。こう言うところはフレンドリーで楽しいです。
うらりでは大体のお店が保温材で商品を包んでくれるので生魚でも6時間ぐらいは外においておいても問題ないそうです。
夜ごはんを食べようとしたら売り切れてた
そうこうしている内に午後4時ぐらいになったので、「金目鯛専門店 公海」にご飯とお土産を買いに行きました。ところがご飯はもうなくなっており、お店もしまっていました。
まじか~と思っているとお店の中からおばちゃんが出てきたのでお土産だけ売ってくれました。それだけでも嬉しいのにあら汁まで貰えて逆に幸運でした。あら汁はガッツリ魚の骨や身が入っているので出汁の味が強くとても美味しかったです。
三崎港からバスにのって三崎口駅、三崎口から電車で帰宅
ほとんどのお店が5時に閉店するので、帰りは人が集中します。バスは立っている人がたくさんで満員になっていました。
一方電車は始発なのもあって、かなりガラガラでした。体力的にも精神的にも遊び尽くしたので電車内では寝ていました。