今さらですが、ブルーリフレクションのクローズドβテストの感想を書いていきます。
ギャルゲーをスマホアプリのRPGに見事に落とし込んでいました。廃課金プレイヤー以外はヒロインとの好感度を上げないとクリアできない難易度や好感度を上げるためにはデートをしてプレゼントを渡す必要があるなどキャラに対して愛着をわく仕組みになって良かったです
目次
ブルーリフレクションシリーズとの関係
ブルーリフレクションシリーズは「ブルーリフレクション」「ブルーリフレクション帝」「ブルーリフレクション零」「ブルーリフレクション燦(今作)」があります。
それぞれ、世界観は共有していますが時間と場所が異なっており直接的な繋がりは薄いです。他の作品のキャラが出てきたり、他の作品のことが出来事として話に出る程度の繋がりでした。
「ブルーリフレクション帝」に今作の詩帆ときらら、詩がプレイアブルキャラとして出てきますが、「ブルーリフレクション燦(今作)」についての話はそんなに出ていないのでやれば深く理解できますが、やらなくても問題ないかと思います。
「ブルーリフレクション零」にも詩が出てきます。こちらは詩の立ち位置や性格が分かるのでアニメを見ることをおすすめします。クローズドβでは詩の登場で話が終わったのでこの先ちゃんと詩のことを燦で説明してくれるのなら見なくても良いかなと思います。
実施期間
昨年の12月2日~12月9日までブルーリフレクションのクローズドβテストが実施されていました。
その期間中にアプリで自由に遊べました。メインストーリーやヒロインストーリーなどは途中まででしたが世界観が分かる程度には公開されていました。
感想
個人的にはこのゲームは楽しそうに思います。表面だけを見ていると美少女達と世界を守るためにイチャイチャしながら敵を倒していく話になっていますが、世界観が残酷で謎が多く隠されているので次へ次へとストーリーを進めたくなります。
普段のキャラの様子が明るいから暗い雰囲気になりにくいですが、実際にクローズドβで公開されていたストーリーでも仲間が異形になったり、実は交代要員として主人公が転校してきたことなど暗い話がちりばめられています。
攻略に関してもキャラ、武器、好感度、フラグメントと強化内容が多岐にわたるので課金一辺倒にならずに手間をかければかけるほど強くなるのでそれも楽しかったです。
良かったところ
ヒロインの好感度が戦力に直結するところ
ヒロインの好感度を上げて、ココログラムで心を開放すると対応するパラメータが強化されます。
下の絵の一番左のかんなと一番右の彩未を比べてみると2倍程度の差があります。これはかんながぶっ壊れキャラなのではなくココログラムを開放した結果強くなりました。
無課金、微課金は最高レアキャラを重ねられないぐらいキツイのでこのパワーアップはうれしいです。
ヒロインがそろっていて魅力的
定番の属性のヒロインがそろっているので、好感度を上げるキャラを選びやすいかと思います。ただ、ブルーリフレクションの常としておそらくは闇を抱えているのは共通化と思います。
クローズドβで出たヒロインの属性としては、高飛車ツンデレキャラ、甘え上手な妹キャラ、委員長キャラ、包容力のあるお姉さんキャラ、不思議ちゃん、理性的なキャラ、電波キャラ、正統派ヒロインが出ていました。
さらに表情が豊かなのでストーリーを見れば見るほど引き込まれて行きます。
ヒロインストーリーの1話が主人公に対するキャラの自己紹介ビデオとなっているので一旦全ヒロイン分を見て決めるのが良いのかなと思いました。
自分は何故か主人公をお兄ちゃんと呼ぶかんなの好感度をマックスに上げました
出来ることが多い
- メインストーリー
- ヒロインストーリー
- デートストーリー
- 高レアストーリー
- PvP
- 武器生成/合成
- 塔(無限戦闘チャレンジ)
上に上げたのが出来ることです。特にストーリー系が充実していて、メインストーリーと高レアストーリーは他のゲームでも見るのですが、好感度によって解放されるヒロインストーリーやデートレベルによって解放されるデートストーリーは特徴的なものに感じました。
戦闘スキルは装備カードによって決定するので戦略性が上がる
戦闘スキルは装備カードによって変わるので、戦略性の幅が上がります。例えば火の属性のキャラが少ないけど敵の弱点が火の場合などは高レアのキャラに火の属性の装備カードをつけることで火の攻撃が出来るので戦略性が増します。
さらに、装備カードの効果は回復、デバフ、バフ、攻撃と多岐にわたり戦闘中に何度も使用できるのでむしろキャラよりも装備カードが重要になっていきそうです。
着せ替えをした状態でストーリーを楽しめる
キャラをガチャで引ければ、衣装が手に入ります。その衣装を着せた状態でストーリーを楽しめるので海のデートに戦闘服で行くとか謎の行動を楽しむことが出来ます。
悪かったところ
ガチャが渋い上に重ねるのに大量にキャラが必要
ガチャが渋いので、なかなか最高レアが出ないです。低レアも重ねることで最高レアになりますが、重ねる数が大量に必要なので正直現実的な選択肢にはなりえないように思います。
クローズドβなので適当な数だったと信じたいです。
何をするにもアイテムが必要
ヒロインとデートするにもヒロインの好感度を上げるためにも、キャラや武器、カードのレベルを上げるためにもアイテムが必要になります。クローズドβでは大量にアイテムを配ってくれたので特に不満なく遊べましたが、本サービス開始後にアイテムが絞られすぎると何もすることがなくなってしまいます。
デートの会話のパターンが少ない
一つのデートの場所につき、3パターンしか会話のパターンがないです。デートレベルを上げるためには十数回は同じ場所でデートする必要があるので会話に新鮮味がなくなってしまい後半はスキップをしていました。
クローズドβなので少なかったと信じたいです。
自由に歩き回れない
ストーリーは会話形式で場所の移動は自動で行われてしまいます。その他の行動も各種ボタンをタップすることで実行されます。そのため、主人公が自由に歩き回ることが出来ずに物足りない感がします。
今までのブルーリフレクションではふとした時に、ヒロインがとっている行動が面白かったり雨に濡れた時の服の感じなどもこだわりの一つだったはずなので、かなり残念に思います。
今までのブルーリフレクションと違って驚いたこと
戦う少女はリフレクターじゃない
前作までは戦う少女のことをリフレクターと言って、少女の心の力で戦って来ました。
今作は病気の原因である異灰に影響を受けた少女がリローデッドとして戦っています。異灰が原因なので力を使いすぎれば人類を滅ぼす異形になったりとよりヒドイことになっていて驚きました
帝では詩帆もリフレクターっぽい顔してたのでストーリーが進むと変わるのかもしれないです。
主人公が男
前作までは主人公も少女でしたが、今作では男になっています。しかも、他の拠点の窮地を救った鳴り物入りのエリートで落ちこぼれ部隊の少女たちのリーダーとして派遣された今時珍しいギャルゲー間マシマシの主人公です。
しかも、学校説明のために登校したら、同じく転校をしてきて不安に駆られている詩帆と出会い不安を取り除くと言うお決まりのヒロインとの出会いも完備しています。