昨年あった、オリジナルアニメのVivyのライブのブルーレイを見た感想です。
ライブは歌の間にアニメキャラのミニドラマを挟んだり、背景にアニメの絵を流したりとオリジナル色の強いライブでしたが、BDも本編+歌手コメンタリー+制作コメンタリーと計7時間半もの良い意味でやりすぎな内容でした。
現地でライブを見た感想はVivyのライブ Sing for Your Smileの感想(前編)とVivyのライブ Sing for Your Smileの感想(後編)に書いています。
本編の感想
Vivyのアニメを最後に見たのは昨年の11月ごろだったので約5か月見ていなかったにも関わらず、曲を聴くと場面が思い出されるのがびっくりしました。当時はBDの6巻発売前だったのでライブで初めて聞いた Song for Singer にびっくりしすぎて頭の中がハテナビックリに支配されていましたが今はドラマCDの内容が思い出されたので曲と話がリンクしていることを改めて体感できました。
映像になることで迫力が減るかもと見てみましたが、音の迫力が足りない分はカッコよく編集された映像の迫力が強くなっていて現地で見るのとは違った迫力があって見ていて圧倒されました。
欲を言うならば歌手、バンド、スクリーン、ライト演出、サイドのライト演出とすごい凝っていた場所がいっぱいあって現地では見切れなかったので複数カメラの映像も見てみたいと思ってしまいました。
ドラマパートの感想
アニメのキャラがライブに出る前の舞台裏での様子が描かれていました。
ライブの歌と歌の間のドラマにも脚本があって、脚本集にしか乗っていない会話があるのがびっくりしました。カットされまくっていて、全体の三分の二ぐらいになっている気がします。
マツモトに司会を取られて不貞腐れているナビを口車にのせてやる気にさせたり、ステージに出るディーヴァに対してマツモトが「五分で、誰かの一生を変えるんでしょう?」とアニメでディーヴァが言っていたセリフを返したり、オフィーリアが歌った後にアントニオが「これがオフィーリアの歌だ!聴衆たちも知っただろう、本物を!」と言っていてアニメでのアントニオの後悔を解消していたりとカットされたシーンも良すぎます。
他にも脚本の中にもキャラの動きが書いてあったりと脚本集に書いてある内容はアニメ本編の後悔をすべて解消する内容になっているので、ちゃんとしたアニメーションでフルの脚本を見たいなと思ってしまいました。
歌手コメンタリーの感想
歌のレコーディングやライブやアニメの感想、制作側からの歌手や歌の様子をメインに話していました。
アニメを見たときの感想とリアクションが歌手それぞれで全然違って面白かったり、ライブ中にあった面白い事件なども話していて笑いました。
特にライブが終わった直後にお弁当を2個食べている話が面白くて、なごみました。
この規模の有観客のライブが初めての歌手が多かったと聞いて、ライブでは全然そんなことを感じなかったのでかなり驚愕しました。
制作スタッフコメンタリーの感想
曲を作成する時に考えていたことや作成するための仕事のやり取り、ライブの演出意図、ライブ中の思い出をメインに話していました。
全部の曲についてしっかりとアニメの内容を考えながら作られていることや曲の思い入れが聞けるのが楽しかったです。
特にオフィーリアの歌についてが面白かったです。オフィーリアはキャラ的にも一途な愛を歌う、真っすぐで気持ちが強いキャラクターなのでオフィーリアの歌もそういう歌になってしまって、コメンタリー中に拡張できるかとか話していても無理と言う結論になってしまって面白かったです。
さらに、映像の方に気持ちを持っていかれてしまって、司会役の方が頑張って話題を振ってコメンタリーを盛り上げようとする場面が結構な頻度であって本当に音楽が好きなんだなと感心するとともに自由だなと感じました。
アニメや漫画の感想
Vivy -Fluorite Eye's Song- の漫画 1巻の感想 - 日常の色々な事
Vivy -Fluorite Eye's Song- の漫画 2巻の感想 - 日常の色々な事
アニメ VivyのBD 2巻とオーディオドラマの感想 - 日常の色々な事
アニメ VivyのBD 3巻とオーディオドラマの感想 - 日常の色々な事
アニメ VivyのBD 4巻とオーディオドラマの感想 - 日常の色々な事
アニメ VivyのBD 5巻とオーディオドラマの感想 - 日常の色々な事
アニメ VivyのBD 6巻とオーディオドラマの感想 - 日常の色々な事
感想
最初はライブ映像とコメンタリーと特典CDだけで、ちょっとショボいなと思っていました。実際は本編2時間30分+歌手コメンタリー2時間30分+制作コメンタリー2時間30分+ドラマまとめ30分+ライブCD1時間の計9時間の大ボリュームでした。さらに脚本集と実際のドラマでは差が大きくあって楽しめたしで満足なBDでした。
本編+各コメンタリー+もう一度本編と4回ほど見直しましたけど、毎度毎度注目できるところが違うので常に新しい発見があって何度でも楽しく見ることが出来ました。
音楽とストーリーが紐づいているせいか、ライブ映像を見終わった後に再びアニメを見たくなって今アニメのBDを見直しています。
今回のBDを見て余計に続編を出してほしい気持ちが大きくなりました。数クールになってもいいのでプロトタイプもアニメ化してほしい。。。