VivyのBD2巻とオーディオドラマを見た感想です。
アニメはリアルタイムで見ていましたので、アニメと特典の脚本集の違いが大量にあってアニメと見比べながら脚本集を見ると面白かったです。特に面白かったところを書いていきます。
面白かったところ
気取っている相川議員
3話の最初の方でテレビに映っている相川議員について、脚本集ではわざわざ「(少し気取って)」と書いていて笑いました。さらに、コメンタリーでもヴィヴィの真似をしているだとか、サンライズが落ちたら総スカンを食らうとか結構いじられていて面白かったです。
カットされたルクレールの過去
アニメには無かったルクレールの過去の回想が、脚本集ではありました。アニメでは直ぐに退場してしまってちょっと特徴的なモブ程度の扱いだったのですが、元々の想定ではもっと話に絡むキャラだったみたいなので残念でした。オーディオドラマを聞いた状態だと本当にもっとでてほしかったです。
ポンコツAIと言われるヴィヴィ
垣谷がヴィヴィを見つけて向かおうとしたときに、脚本集ではエリザベスがヴィヴィのことをポンコツAIと言っています。電卓の件にしてもエリザベスの口の悪さが強調されてて面白かったです。ヴィヴィに対して垣谷に仕えていたのではないかやエステラに対して憐れまれたくないなどアニメではカットされたものが脚本集にかなり書かれていてエリザベスの気持ちが良くわかります。
感想
アニメと脚本集で差が、1巻のころよりも多くて脚本集通りに進行しているところの方が少ないぐらいでした。アニメではカットされたところを読むことでドクターの考え方やエリザベスの気持ちなどが良く知ることができました。
コメンタリーでは、元々宇宙探索物の想定だったことや3話4話がミステリーの予定だったところなどアニメからは見れないところが見れて面白かったです。
パッケージの上下を間違えたのは自分だけじゃないはずだと思いたいです。
オーディオドラマの感想
ストーリー
サンライズができる直前に新米のエステラと旧型のルクレールが研修を受ける話です。
エステラはエリザベスとの実験に失敗して自分だけが廃棄を免れたことに負い目を感じており、ルクレールは前の職場がつぶれてしまい倉庫で長年眠っていた旧型ということに負い目を感じていました。
サンライズホテルの計画はオーナーの一世一代の挑戦で失敗できないため、旧型のルクレールではなく最新のAIを雇えば良いルクレールがオーナーに伝えたところ旧型だから持っているルクレールの経験豊富なところを生かしてほしい、エステラに対しては人を魅了する歌声を生かしてほしいとお願いされます。
これらのお願いやオーナーの人柄の良さと豪胆さにエステラとルクレールの抱えている悩みが和らいでいるお話です。
面白かったところ
感想
アニメではちょい役でしかなかったエクレールが、オーディオドラマを聞くことでとても好きになりました。
いつもお気楽な風に装っていますが、前の職場がつぶれて倉庫で埃をかぶっていたので不吉な旧型という落ち目があったり、優等生のエステラに対してふざけた応答をしてみたり魅力的なキャラクターでした。さらに、オーナーとのやり取りで自虐的に型落ちだと言ったときに、オーナーが言った「型落ち?それは経験豊富ということだよ」というセリフは感動しました。