まじめな本を読むのが苦手な自分が進めるまじめな本の紹介です。
本のタイトルは33の思考実験です。
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本には色々な思考実験と考え方の解説が書いています。
思考実験とは言っても堅苦しくないものです。例として有名なトロッコ問題を紹介します。
「トロッコの先に2股に分かれた線路があり、順路の線路には人が5人、もう一方の線路には1人がいます。あなたの前には線路の切り替えスイッチがあります。あなたは線路を切り替えますか?」
これがトロッコ問題と言われている思考実験です。このように思考実験という難しそうな名前ですが、内容を見るとすごくシンプルなものになるので真面目な本を読むのが苦手な自分も頭の運動として楽しく読めました。
本には前提を変えるなど、いろいろなパターンのトロッコ問題や他の思考実験が書いてあります。
さらに、絵付きで解説が書いているので「自分はこういう考えをするんだ」とわかりやすく気付けると思います。
読書感想文では、空想科学読本ぐらいしか読みやすいのが無かったのでこういう本が欲しかったなと思いました。